大学生による地域資源磨き上げ大作戦!

2025.8.9

明治大学生が新たなアイデアを提案

愛知県の山間地域と大学生をつなぐ地域創生プロジェクト「あいちの山里 大学生による地域資源磨き上げ大作戦!」の定例会議が開催され、明治大学マーケティング研究会の学生3名がオンラインで参加。「販路開拓チーム」と「商品開発チーム」の2つに分かれ、9月の2泊3日フィールドワークに向けた具体的な調査計画を決定しました。

販路開拓チームの視点

敦賀友香さんが担当する販路開拓チームは、チョウザメ、ジビエ、コスメ・香り商品、椎茸など多彩な地域資源に注目。ばんじゃーる駒ヶ原や麻野間園芸などの訪問を希望しました。

商品開発チームの新提案

プロジェクトリーダーの大竹勇斗さんは、地元で見た廃校活用事例を参考に「地域の野菜を使用したメニューを考え、廃校を利用したカフェや東京のポップアップストアで提供してPRしたい」と独創的なアイデアを発表。地域事業者との議論を通じて、廃校での商品開発を検討するとともに、「視察する中で、現地でインスピレーションを受ける」ことになりました。

地域体験への期待

学生たちは単なる商品調査にとどまらず、地域の人との交流や自然環境の体験にも強い関心を示していて、「地元の人の温かさや方言なども含めたサービスを経験したい」「自然の雰囲気を肌で感じながら新たな考え方を得たい」との声が上がり、2泊3日の滞在を通じた深い地域理解を目指しています。

今後の展開

9月のフィールドワークにおいて、学生の多様な関心に応える充実したプログラムを実施し、持続可能な関係人口拡大と地域活性化の実現を目指します。