大学生による地域資源磨き上げ大作戦!

2025.11.21

早大・明大マーケティング研究会、「あいちの山里」地域創生プロジェクト中間発表会を開催

愛知県の山間地域と大学生をつなぐ地域創生プロジェクト「あいちの山里 大学生による地域資源磨き上げ大作戦!」で、早稲田大学と明治大学のマーケティング研究会が東京都内で「あいちの山里」地域創生プロジェクトの中間発表会を開催しました。フィールドワークを経た学生たちが、4チームに分かれてそれぞれのアクションプランを発表しました。

早稲田大学食チームは、西東京エリアの個人経営飲食店をターゲットにしたジビエのサブスクリプション事業を提案。「仕込みに手間がかかるジビエを、即戦力となる状態で定期供給することで、個人店でも創作料理に活用できる」と説明しました。ターゲットは、創作料理を求める常連客を持ちながらも人手不足に悩む店舗。価格競争ではなく、生産者とのストーリーや関係性を重視する点が特徴。営業方法について質問されると「SNSで声をかけ、反応があった店舗に直接話を聞くことや、Googleマップでリサーチして一つひとつ当たっていく地道な作業も必要」と現実的なアプローチを示しました。

早稲田大学文化チームは「あいちの山里の方々の人柄の良さを、関わりを通して届ける」をテーマに掲げました。3年生メンバーは「フィールドワークで一番感銘を受けたのは、現地の人々の温かさ。この『愛知』を東京で感じてもらい、実際に会いに行きたいと思える関係人口を増やすことが目標」と語りました。具体的には、東京で少人数ワークショップを開催し、現地の方々と参加者が食事やお酒を交わしながら交流する場を設け、興味を持った人を現地ツアーに誘致する計画です。「地方創生は人口を増やすことだけではない。本当に熱量を持った人との架け橋になることが大切」と、深い学びを共有しました。

明治大学ジビエチームは、東京のマルシェでジビエ販売を行う計画を発表。1年生中心のチームは「ジビエには『臭くて美味しくない』という偏見があるが、実際は栄養価が高く環境にも配慮できる魅力的な食材。直接味わってもらうことで偏見を払拭したい」と意気込みを語りました。月島で開催される「太陽のマルシェ」への出展を目指しています。

明治大学空き家活性チームは、新城市の歴史スポットを舞台にした謎解きツアーを提案。長篠城跡や設楽原歴史資料館などを巡り、最終地点の古民家に宿泊する一泊二日のプログラムです。「写真だけでは伝わらない魅力を現地で発見した。木の温もりや自然が与える空気感を、謎解きという体験を通じて多くの人に知ってもらいたい」と実体験の重要性を強調しました。

発表後、関係者から総評があり、実現に向けた具体的なアドバイスが送られました。学生たちは今後、各チームのアクションプランを実行に移していきます。