大学生による地域資源磨き上げ大作戦!
2025.9.22
明治大学マーケティング研究会 活動テーマ決定会議
愛知県の山間地域と大学生をつなぐ地域創生プロジェクト「あいちの山里 大学生による地域資源磨き上げ大作戦!」の定例会議が開催され、明治大学マーケティング研究会の学生2名がオンラインで参加。あいちの山里地域での活動テーマについて話し合いを行い、2つの柱となるテーマを仮決定しました。
テーマ1:古民家を軸としたPR活動
学生たちは、古民家活用事業を入り口として、シティプロモーション的な視点でのPR活動を計画しています。リーダーの大竹勇斗さんは「どの事業者さんもPR系で困っていた。マーケティング研究会として、魅力を伝えることは手法の一つだと思う」と語りました。
特に注目すべきは、学生たちが一事業者の支援ではなく、地域全体の古民家やリノベーション施設を「面」で捉える方向性を見出したことです。インバウンド向けの発信や、謎解きイベントとの連携なども視野に入れ、幅広いアプローチを検討しています。
テーマ2:ジビエを通じた地域食材の発信
もう一つの柱は、あいちの山里の地域資源であるジビエの正しい知識や魅力を伝える活動です。八巻勇哉さんは「実際に話を聞く前はジビエについて明確なイメージを持っていなかった。栄養価が高いことを知らない人が多い」と実体験を踏まえて語りました。
学生たちは単なる商品開発ではなく、ジビエに対する一般的な認識を変えることを目標に設定。東京の飲食店との連携によるメニュー開発も手段の一つとして位置づけ、より深いマーケティング要素を取り入れた活動を目指しています。
今後の展開
10月には1年生を含むフィールドワークを予定しており、11月の中間発表に向けて活動を本格化させていきます。学生たちの若い視点と地域の魅力を組み合わせた、新たな地域振興の取り組みに期待が高まります。



