大学生による地域資源磨き上げ大作戦!
2025.7.23
早稲田大学生があいちの山里を支援 首都圏と地方つなぐ地域創生プロジェクト始動
愛知県の山間地域と首都圏の大学生をつなぐ地域創生プロジェクト「あいちの山里 大学生による地域資源磨き上げ大作戦!」のキックオフワークショップが7月10日に開催され、大学の公認サークルである、早稲田大学マーケティング研究会や早稲田大学学生環境NPO環境ロドリゲスの学生14名が参加しました。
このプロジェクトは、あいちの山里の関係人口拡大を目指し、地域課題や魅力を深く理解したうえで、具体的なアクションプランを策定し、実証するプロジェクトです。
ワークショップでは、岡崎市のかき氷街道で有名な軟水、豊田市の四季桜や和紙づくり、新城市の湯谷温泉、設楽町のオリエンテーリング、東栄町の700年続く花祭りやコスメ産業、豊根村のチョウザメ養殖など多彩な地域資源を説明しました。
新城市で古民家宿「タカハウス」を経営する早稲田大学出身の鈴木孝浩さんは、起業体験を語り「価値がゼロのものに価値をつけることが地方起業の魅力」と話しました。空き家を宿に変え、土でサウナを作るなどご自身の具体的な取り組みを学生に紹介しました。
その後、参加学生は5グループに分かれてディスカッションを実施し、「お酒をテーマにしたマッチングイベント」、「社会人の新人研修で活用」、「地元の子どもによるツアーガイド」など、創意に富んだアイデアを発表しました。
8月から9月にかけて2泊3日の現地フィールドワークを実施し、来年2月に名古屋で成果発表会を開く予定です。